プロが厳選した人気でおすすめのコンポスト10選[2023年]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

コンポストはいくつか種類があって、どれを選べば良いのかな?と迷っていませんか?

コンポストは面倒なお手入れも多いため、きちんと把握した上で買わないと、使わなくなってしまう方も多いため、注意しましょう。

そこでこのページでは、生ごみ処理機おたくの筆者が、コンポストの選び方からおすすめまで詳しく解説していきます。

  1. コンポストの6つの種類|どれがおすすめ?
  2. 失敗しないコンポストの選び方
  3. 目的別に選べる!人気でおすすめのコンポスト10選
  4. 暮らしを快適にしたい人におすすめ!電動式生ごみ処理機2選
  5. コンポストを使う際の注意点まとめ
  6. コンポストに関するQ&A

このページを読んで頂くことで、コンポスト選びで失敗する確率がぐっと下がるでしょう。

1. コンポストの6つの種類|どれがおすすめ?

コンポストには6つの種類があり、あなたのお家の環境や目的によっても選び方は異なります。

まずはじめに、コンポストの種類とそれぞれの特徴について紹介していきますので、参考にしてみてください。

1-1. コンポストの6つの種類

コンポストには大きく下記のような6つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

コンポストの種類 特徴 使用場所 おすすめな人
回転タイプ
中に入った土(バイオ)で生ゴミを分解。ハンドルなどで回転させることができるので手が汚れません 室内/室外
※商品による
なるべく、コンポストを手を汚さずに使いたい
段ボールコンポスト(自作)
段ボールの中に土を入れ、土の力で生ゴミを分解できる。定期的にかき混ぜる必要あり。耐久性には問題あり。 屋外(ベランダなど) 自作したい人
土中式コンポスト
土に埋めて使用します。生ゴミだけでなく落ち葉や草も処理できますが、分解までに時間がかかります。 庭、畑など 庭や畑がある人
,落ち葉なども処理したい人
密閉式コンポスト
小型で持ち運びが便利。蓋を締めていれば、臭いは出ませんが、蓋を開けると臭いがすごいので注意が必要です。 屋内or屋外 庭(土の場所)がない人
ミミズ式コンポスト
生ゴミを餌に、ミミズを大量に増やすことで、処理します。市販のものは費用は高めでサイズも大きいです。 屋内(雨に濡れない場所) 良質な堆肥が欲しい人
電動式コンポスト
電気を使って、効率的に微生物で分解したり、乾燥処理します。手間はかかりませんが、費用はかかります 室内/室外
※商品による
快適に生ゴミを処理したい人

1-2. コンポストを使う目的は?

コンポストにはいくつか種類がありますが、目的や状況によって選ぶべきコンポストは違います。

コンポストは環境に良いのでおすすめしたいのですが、そもそもコンポストは不便なので、おすすめはしていません。

そのため下記を参考にどちらが目的なのか考えてみてください。

  • 楽しみながら堆肥を作りたい人・・・コンポスト
  • 生ゴミを処理し暮らしを快適にしたい人・・・電動式生ごみ処理機

電動式の生ごみ処理機が欲しい人は、[4章:暮らしを快適にしたい人におすすめ!電動式生ごみ処理機2選]を参考にしてみてください。

2. 失敗しないコンポストの選び方

コンポストは生ゴミを処理できて、良質な堆肥も手に入り、環境にもよく非常に良い仕組みです。

しかし、目的や状況によっては、コンポストが合わないケースも存在します。

コンポスト選びで失敗しないように、あなたの状況を考えつつ本章でチェックしてみてください。

セルフチェックをしてみていかがでしたでしょうか?Yes/Noを進めていき、最終的に行き着いたところがあなたに合ったコンポストです。

あらためて下記にまとめました。

  • お金がかかっても快適に生ゴミを処理したい・・・電動式生ごみ処理機
  • コンポストをなるべく快適に使いたい・・・回転タイプ
  • 庭や畑があり落ち葉や草なども処理したい・・・土中式
  • 庭がない/キッチンに置きたい・・・密閉式
  • 自分で作りたい・・・段ボール式
  • ミミズが好き・・・ミミズ式

回転タイプのコンポストがおすすめ

コンポストは本当にお手入れが大変なので、生ゴミを処理する方法としては、電動式の生ゴミ処理機がおすすめです。

コンポストは、堆肥作りも含めて、ガーデニングや家庭菜園をやりたい人には毎日様々な発見もあり、植物もすくすくと育つので楽しいことは間違いないでしょう。

コンポストを選ぶのなら、個人的にはなるべく手間がかからない回転タイプのコンポストがおすすめです。

3. 目的別に選べる!人気でおすすめのコンポスト10選

ここまで、コンポストの種類や選び方について紹介してきました。

「堆肥作りを楽しみたい」という人は、あなたにあったコンポストを選びましょう。

商品 詳細 手間 室内 臭い リンク
自然にカエル
おすすめNo1
価格:¥19,800
方式:回転タイプ
サイズ:42.8*28.3*41.8cm
容量:700g
× Amazon
楽天
yahoo
密閉式コンポスト
おすすめNo2
価格:¥2,363
方式:密閉式
サイズ:29*29*41cm
容量:19L
× × Amazon
エココンポストEX-101
価格:¥3,545
方式:土中式
サイズ:60*60*52.2cm
容量:100L
× × Amazon
楽天
yahoo
みみず式コンポスト
価格:¥16,170
方式:ミミズ式
容量:約250g/日
サイズ:約幅41.0*奥行46.5*高さ63.5cm
× × amazon
段ボールコンポスト
価格:¥1950
方式:段ボール式
サイズ:約幅60*奥行30*高30
× × × Amazon
EMワーカー
価格:¥2,547
方式:密閉式
サイズ:31.4*31.4*34.4cm
容量:15L
× × × Amazon
楽天
EMエコベール
価格:¥2,075
方式:密閉式
サイズ:43*32*32cm
容量:18L
電力:無し
× × Amazon
楽天
回転式
コンポスター
価格:¥18,018
方式:回転タイプ
サイズ:75*77*79cm
容量:182L
電力:無し
× Amazon
楽天
yahoo
ミラコンポ Aセット
価格:¥17,260
方式:土中式
サイズ:直径30*50cm
容量:30L
× × Amazon
楽天
yahoo
WORTH GARDEN
価格:¥15,800
方式:回転タイプ
サイズ:100*76*85cm
容量:190L
× × Amazon

コンポストについて5つピックアップして紹介していきます。

[回転タイプ]自然にカエル・・・おすすめNo1

  • 処理方式:コンポスト(手動)
  • 価格:¥19,800
  • 処理容量:700g/1日
  • サイズ:幅42.8×奥行34.0(ハンドル収納時/32.5)×高さ41.8(cm)
  • 電力:なし
  • 設置場所:屋外

自然にカエル」は、ハンドルを回せばかき混ぜることができるため、手を汚さずに毎日のお手入れができます。

定期的にお世話をしないと、ニオイやコバエの発生に繋がるため注意が必要です。

コンポストの中では価格は高めですが、電動のハイブリッド式やバイオ式を買うほどではないけど、手軽に済ませたいという人におすすめです。

購入はこちら→[Amazon] ・[楽天]

[密閉式]コンポスト

  • 処理方式:コンポスト(EM発酵)
  • 価格:¥2,363
  • 容量:19L
  • サイズ:29*29*41cm
  • 設置場所:屋内・屋外

密閉式コンポスト』は、生ゴミを発酵させ、液体の堆肥を作るコンポストです。数日から数週間で液肥が取れます。

ふたでしっかりと密閉できるので、ニオイを漏らしません。バケツの取手がついているので、持ち運びは便利です。

ニオイが出やすく、お手入れは大変です。

購入はこちら→[Amazon]

[土中式]エココンポストEX-101

  • 処理方式:コンポスト(土中式)
  • 価格:¥3,545
  • 容量:100L
  • サイズ:60*60*52.2cm
  • 設置場所:屋外

エココンポストEX-101 』は、生ゴミを投入し、土をかぶせて堆肥化するタイプのコンポストです。

堆肥までに時間が、1〜3ヶ月と長く、比較的大きいので、庭が広くないと目立ってしまうかもしれませんね。

生ゴミや落ち葉など投入量が多い人や、庭が広い人におすすめです。

購入はこちら→[Amazon ]・[楽天]・[yahoo]

[ミミズ式コンポスト]

引用:amazon

  • 価格:16,170円
  • 生ゴミ処理能力:約250g/日
  • サイズ:約40L x 40W x 43H cm
  • 材質:再生プラスチック
  • ミミズの種類:シマミミズ

堆肥を取り出しやすい3段構造です。ミミズコンポストに必要な材料がすべて揃っているので、届いたらすぐに始められます。

セット販売ではなく、コンポスト容器だけの販売もあります。

購入はこちらamazon

[段ボールコンポスト]

引用:Amazon

  • 価格:1950
  • 生ゴミ処理能力:??
  • サイズ:約幅60×奥行30×高さ30cm

商品配送用の段ボールを、そのままコンポスト容器に活用します。

段ボールコンポストで必要な材料がすべて揃っているので、届いたらすぐに始められます。

購入はこちら→Amazon

4. 暮らしを快適にしたい人におすすめ!電動式生ごみ処理機2選

電動式の生ごみ処理機も実はいくつか種類があり、おすすめなものもあればおすすめできないものもあります。

筆者は生ごみ処理機を買い揃え比較をおこない、下記の比較ランキング表を作成しました。

快適に使うなら、「ナクスル」と、「生ゴミリサイクラー」のどちらかしかおすすめできません。

筆者の経験から生ごみ処理機は、絶対に妥協して買わない方がいいと思っています。しっかりと納得して買いましょう。おすすめの2つについて詳しく紹介します。

電動式の生ごみ処理機についてさらに詳しく知りたい人はこちら[全機種買って徹底比較!本当に人気でおすすめの生ゴミ処理機【2020年】]の記事を参考にしてみてください。

ナクスル[ハイブリッド式]・・・おすすめNo1

  • 処理方式:ハイブリッド式(電動タイプ)
  • 価格:¥127,600
  • 処理容量:1kg~1.5kg/1日
  • サイズ:幅380×奥行43×高さ58cm
  • 電力:60W
  • 設置場所:室内用 (屋外も可)

ナクスル』は、熱を加え、乾燥させながら微生物で分解するハイブリッド式と呼ばれるタイプの生ごみ処理機です。

価格は高めですが、室内用でニオイも出ず手間がかからないので、快適に使いたい人におすすめの商品です。

室外にも置くことができ、堆肥も作れるので、堆肥を活用したい人もこちらの商品を選ぶと良いでしょう。乾燥式のものよりは一回りサイズが大きめなのがデメリットです。

実は同じ型の商品が、大人気だったのですが、一時販売を停止していたようで、最近リニューアルされたようです。

購入はこちら→[Amazon] [公式ページ]

生ゴミリサイクラー[乾燥式]

  • 価格:¥69,084
  • 方式:乾燥式
  • サイズ:26.8*36.5*55cm
  • 最大容量:2kg/1回
  • 電力:800W
  • 音:44db

生ゴミリサイクラー』は、熱を加えて生ゴミを炭のような状態にする生ごみ処理機です。室内で使用することができます。

焦げ臭いような独特のニオイがする点がデメリットです。1~2週間ゴミを貯めて溜まったら取り出します。炊飯器のように、生ゴミをセットして、量に応じてモードを選択して使用します。

「ニオイや音が気になる」という口コミはありますが、値段もそこそこなので、ニオイや音に敏感でない人は生ゴミリサイクラーを選ぶと良いでしょう。

購入はこちら → [Amazon]・[楽天]

5. コンポストを使う際の注意点まとめ

この章では、コンポストを使う時の注意点をご紹介していきます。

これからコンポストをスタートしたいという方は、下記の3つの点に注意しながらチャレンジしてください。

  • 水分量
  • 直射日光
  • 虫の発生

① 水分量

生ゴミは水分が多すぎるとカビの発生や腐敗の原因になるので、水分量には注意が必要です。

水分が多く含まれていると土の中の隙間がなくなり、空気に触れにくくなります。そうすることで、腐敗につながり嫌な臭いを発生しやすくなります。生ゴミは水気を切って土に入れましょう。

土を握った時に、団子状になり2〜3個に割れるくらいの固さが理想です。

② 直射日光

微生物は直射日光が当たると死んでしまうので、シートを被せるなどして直射日光を避けるようにしましょう。

また、水分量が多いことも問題ですが、直射日光が当たることで乾燥してしまうと、分解速度が遅くなってしまうこともありますので、注意が必要です。

③ 虫の発生

生ゴミはハエやアブの餌になります。生ゴミにしっかりと土をかぶせておかないと、虫の発生に繋がります。

もし、虫が生ゴミに卵を産見つけるとうじが大量発生します。そして、うじはすぐに成虫になりまた卵を産むのでどんどん増えるので、ますます対処が難しくなります。虫の発生を防ぐためには必ず下記の3つを守ってください。

  • 一度に大量の生ゴミを土の中に投入しないこと
  • 生ゴミを入れたら必ず土で埋めること
  • 虫が卵を産まないように、目の細かいネットで覆うこと

もし、虫が発生してしまった場合は、更に大量発生してしまう前に処分しましょう。

6. コンポストに関するQ&A

コンポストに関して気になるポイントをQ&A方式で紹介していきます。

  1. ニオイは大丈夫?
  2. ベランダでもできますか?
  3. カビは発生しないの?
  4. 助成金ってどうやってもらえるの?

① ニオイは大丈夫?

生ゴミを発酵させるコンポストは悪臭がするのではないかというイメージを持たれている方も多いと思います。

密閉式コンポストの場合は、酸っぱいような独特のニオイがしますが、基本的に密閉しているため、フタの開け閉めの時以外は気になりません。

ただし、生ゴミを入れすぎたり、水気が多すぎたりすると、生ゴミが腐敗して臭いが発生することがありますので、コンポストの使い方を守るようにしましょう。

② ベランダでもできますか?

土中式のコンポスト以外は、ベランダでも大丈夫です。直射日光や雨が当たらない場所であれば、問題ありません。

ただし、虫が寄ってくる恐れがありますので、防虫ネットでの対策を忘れずに行いましょう。

また、コンポストは臭いが出やすいので、マンションなどの場合は、近隣の方に迷惑にならないように注意が必要です。

③ カビは発生しないの?

コンポストを開けた時に、一面に真っ白なカビが生えていて「失敗した!」とびっくりする人もいるようですが、白カビなら問題ありません。

白カビは、生ゴミを分解してくれる菌の仲間で、質の良い堆肥を作ってくれます。

ただし、黒カビが発生して悪臭があるときには、コンポストの環境が良くない状態です。水分を減らし、米ぬかなどの促進剤を追加しましょう。

④ 助成金ってどうやってもらえるの?

助成金をもらうには、助成金制度を行っている地域や団体の申請方法に沿って申し込みを行う必要があります。

地域・団体によって申請方法が異なりますので、コンポストを購入する前に、事前に確認しましょう。

7. さいごに

このページでは、コンポストの種類や特徴、おすすめまでご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?。

コンポストには様々な種類がありますので、このページを参考に、あなたに合ったコンポストを見つけてみてください。

快適に暮らすなら、「ナクスル」と、「生ゴミリサイクラー」のどちらかしかおすすめできません。

家庭の生ゴミを減らして、エコで楽しい暮らしを手に入れてみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket