キッチンにディスポーザーを設置するメリット・デメリット完全ガイド

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キッチン設備として人気のディスポーザーですが、取付けられるのか?本当に便利なのか?気になりますよね。

もし、ディスポーザーの設置を検討しているなら、せっかく費用をかけて設置したにもかかわらず、使用しなくなってしまう人もおられるため、デメリットも理解しておきましょう。

そこでこのページではディスポーザーを設置する前に知っておくべきポイントについて詳しくご紹介していきます。

  1. ディスポーザーのメリット・デメリット
  2. ディスポーザーの使い方&流せるもの
  3. ディスポーザーを設置するための2つの条件
  4. オススメのディスポーザー2選!
  5. ディスポーザーの掃除・メンテナンス方法
  6. ディスポーザーの修理・交換方法

このページを読んで頂くことで、ディスポーザーについての知識が深まり、失敗する確率をぐっと下げることができるでしょう。

1. ディスポーザーのメリット・デメリット

引用:町田市ホームページ

ディスポーザーは、キッチンシンクの排水口に設置し、生ゴミを粉砕機です。

シンクの排水口に生ゴミを投入すると、生ゴミを細かく粉砕して、水と一緒に下水道に流すので、生ごみの処理が手軽にできます。

まずこの章では、ディスポーザーのメリットとデメリットから紹介していきます。

  1. ディスポーザーの3つのメリット
  2. ディスポーザーの5つのデメリット

1-1. ディスポーザーの3つのメリット

ディスポーザーの大きなメリットは、生ゴミ処理が楽になることです。それに付随して、下記のようなメリットがあります。

  • キッチンを清潔に保てる
  • 悪臭や虫を防げる
  • ゴミ出しの量が減る

キッチンを清潔に保てる

生ゴミをそのまま排水口に流せるので三角コーナーが不要になります。

三角コーナを置かなくてよいとシンクがスッキリするだけでなく、お掃除の手間が省け、キッチンを清潔に保つことができます。

悪臭や虫を防げる

特に夏場は、キッチンのゴミ箱や三角コーナーなどの生ごみが悪臭や虫の発生に繋がります。

生ゴミを三角コーナーやゴミ箱に溜めておく必要がなくなるので、生ゴミの悪臭や小バエなどの虫の発生を防ぐことができます。

ゴミ出しの量が減る

生ゴミは水分家庭から出るゴミの大きな割合を閉めています。そのうえ、水分を多く含むため重く、ゴミ置き場まで持ち運ぶのはなかなか大変です。

ディスポーザーを使うことによって生ゴミの量がかなり減るため、ゴミ出しが楽になります。

1-2. ディスポーザーの5つのデメリット

生ゴミ処理には便利なディスポーザーですが、事前に下記のようなデメリットも理解しておきましょう。

  • 流せない生ゴミもある
  • 動作音がする
  • 水道・電気代が増える
  • 掃除・メンテナンスが必要
  • 維持費がかかる

流せない生ゴミもある

玉ねぎやトウモロコシの皮など流すときに注意が必要な生ゴミや、卵の殻や貝の殻などディスポーザーに流せない生ゴミがあるため、捨てる生ゴミが完全になくなるわけではありません。

ディスポーザーで流せるもの流せないものに関しては、第2章で詳しく説明します。

動作音がする

ディスポーザーは生ゴミを小さく粉砕してから流すため、スイッチを入れるとミキサーのような動作音がします。

音の大きさは製品によって差はありますが、早朝や深夜などは近隣への音が少し気になってしまうかもしれませんね。

水道・電気代が増える

ディスポーザーは、生ゴミで排水管を詰まらせないために、動作中ずっと水を流しておく必要があるので、水道代が余分にかかります。

また、ディスポーザーを動作させるための電気代も余分にかかります。機械処理タイプのディスポーザーの場合は、生ゴミを乾燥処理するため、さらに電気を消費します。

掃除・メンテナンスが必要

ディスポーザーは掃除やメンテナンスを怠ると、ディスポーザー内部や配水管に汚れ・ヌメリが付着し、悪臭の原因や配水管の詰まりを起こします。

そのため、定期的な掃除やメンテナンスが必要です。ディスポーザーの掃除やメンテナンスに関しては、第5章で詳しく説明します。

維持費がかかる

ディスポーザーを設置している場合は、自治体の条例により定期的なメンテナンスが義務付けられています。

そのため、ディスポーザー付きのマンションの場合は、ディスポーザーの維持費が管理費に含まれるため、通常より高くなります。

戸建ての場合は、メンテナンス費用を全額自己負担となるため、さらに維持費がかかります。

2. ディスポーザーの使い方&流せるもの

ディスポーザーのデメリットとして、流せない生ゴミがあることをお伝えしました。この章では、ディスポーザーに流せるものと流せないものについて詳しく説明します。

ディスポーザーの使い方や流せるものは、製品によって多少の違いがありますので、基本的なものをご紹介します。

実際に使用される際は、取扱説明書をしっかり確認するようにしましょう。

  1. ディスポーザーの使い方
  2. ディスポーザーに流せるもの
  3. 流す際に注意が必要なもの
  4. ディスポーザーに流してはいけないもの

2-1. ディスポーザーの使い方

ディスポーザーの基本的な使い方は下記の通りです。

  1. 水道水を出す
  2. 生ゴミを投入する
  3. スイッチを入れる

どの製品であっても必ず水を流しながら使用する必要があります。

2-2. ディスポーザーに流せるもの

基本的に家庭で出る下記のような生ゴミであれば流しても問題ありません。

  • 果物や野菜の皮・くず
  • ご飯、麺類、パン
  • 魚の小骨、手羽先などの鶏の骨
  • 肉類
  • 海藻類など

2-3. 流す際に注意が必要なもの

ディスポーザーに流す際に注意が必要な生ゴミは下記のようなものです。

  1. 大きい生ゴミ
  2. 繊維質が多い生ゴミ
  3. 弾力・粘性がある生ゴミ
  4. 軽い生ゴミ

①大きい生ゴミ

下記のような大きい生ゴミは、粉砕しきれない可能性があるため、細かくしてから投入してください。

  • キャベツ、トウモロコシなどの芯
  • アボガド、マンゴーなどの大きな種
  • スイカ、メロン、グレープフルーツなどの皮
  • 生のかぼちゃ、じゃがいも、大根など大きいままの野菜

②繊維質が多い生ゴミ

下記のような繊維質が多い生ゴミは、詰まったり噛み込んだりする可能性があるため、他の生ゴミと混ぜ合わせて、少量ずつ投入してください。

  • 枝豆、トウモロコシなどの皮、ネギ
  • 生花の茎など

③弾力・粘性がある生ゴミ

下記のような弾力・粘性がある生ゴミは、詰まったり噛み込んだりする可能性があるため、他の生ゴミと混ぜ合わせて、少量ずつ投入してください。

  • お餅、大量のご飯、大量のうどん
  • 鶏の皮、生魚の皮
  • イカ、タコ
  • 大量の軟骨など

④軽い生ゴミ

下記のような軽い生ゴミは、粉砕しづらいため、他の生ゴミと混ぜ合わせて投入する必要があります。

  • 乾燥しているお茶の葉
  • ピーナッツの殻など

2-4. ディスポーザーに流してはいけないもの

一般的に食品でも下記のようなものは流してはいけないとされているものが多いです。

  • 卵の殻、貝の殻、カニの爪や甲羅
  • 廃油や油分が多いもの(カップ麺のスープなど)
  • 牛や豚などの大きな骨
  • 食品以外のもの

ラップやアルミホイル、キッチンペーパー、爪楊枝などは、食品に混ざって投入してしまわないように気をつけましょう。※詰まりの原因になります。

また、スプーンやフォークなどは、食器を洗っている最中に誤って落としてしまう可能性がありますので、洗い物をする際は、投入口にフタをしておくなどの工夫をしましょう。

3. ディスポーザーを設置するための2つの条件

ディスポーザー設置したいと思っても、勝手に取り付けると条例違反となります。

ディスポーザーを設置するためには、下記の2つの条件を満たす必要がありますので、きちんと理解しておきましょう。

  1. 自治体(市町村)で設置が認められている
  2. 専用の排水処理システムがある

3-1. 自治体(市町村)で設置が認められている

ディスポーザーの設置ができるかどうかは、各自治体の条例で決められています。

自治体に直接確認するか、「ディスポーザー ○○市」などでネット検索して自治体のホームページで確認を行ってください。

3-2. 専用の排水処理システムがある

ディスポーザーを設置する際は、排水処理システムの設置が義務付けられています。

排水処理システムとは、下記のような流れで処理する仕組みのことです。

  1. 排水溝に流した生ゴミをディスポーザーで粉砕
  2. 粉砕された生ゴミは排水とともに浄化槽に運ばれる
  3. 浄化槽で処理をしてから下水に流される

技術的にはディスポーザーを単体で使用することはできますが、下水管のトラブルが起こりやすいので、絶対に浄化槽を取り付けをおすすめします。

ディスポーザーを取付るための詳しい情報は、こちら「ディスポーザーを取付る2つの条件と費用を大公開[2020年]」の記事を参考にしてください。

4. オススメのディスポーザー2選!

ディスポーザーを設置するための条件である排水処理システム(浄化槽)を、個人で設置するのには、費用がかかりすぎるため現実的ではありません。

そのため、ディスポーザーを設置するための2つの条件を満たし取付できる可能性が高いのは機械処理タイプのディスポーザーです。

そこで、機械処理タイプのディスポーザーおすすめ2選をご紹介します。

  • キッチンカラットについて
  • アクアクリーンについて

キッチンカラットについて

引用:http://www.kitchencarat.jp/products/spec

製品情報

  • 本体の価格:約30万円
  • 設置費用:33000円
  • メンテナンス(点検)費用:7700円(年1回実施)
  • 交換チップ(乾燥促進剤)の費用:990円(年2回実施)
  • 電気代の目安:約600円/月
  • 設置可能な排水口の形状:正円形
  • 設置に必要なシンク下スペース:横幅45cm以上、高さ45cm以上、奥行き44.5cm以上

会社情報

  • 会社名:株式会社ちくま精機
  • 問い合わせ方法:電話(0120-315-530)、メール
  • 受付時間:9:00~17:00(土曜日・日曜日・祝日を除く)
  • ショールーム:東京、神奈川、埼玉、石川、富山、長野、愛知、福岡、宮崎、鹿児島

公式サイトはこちら→https://aqua-jokaso.jp/

アクアクリーンについて

引用:https://aqua-jokaso.jp

製品情報

  • 本体の価格:約30万円
  • 設置費用:32400円~
  • メンテナンス(点検)費用:10800円(年1回実施)
  • 交換チップ(乾燥促進剤)の費用:1080円(年2回実施)
  • 電気代の目安:約650円/月
  • 設置可能な排水口の形状:正円形
  • 設置に必要なシンク下スペース:横幅43cm以上、高さ45cm以上、奥行き44.5cm以上

会社情報

  • 会社名:株式会社アクア
  • 問い合わせ方法:電話(048-971-5480)、メール
  • ショールーム:東京、神奈川、埼玉、栃木、長野、福岡

公式サイトはこちら→https://aqua-jokaso.jp/

5. ディスポーザーの掃除・メンテナンス方法

ディスポーザーは定期的に掃除・メンテナンスをしておかないと、悪臭が発生したり、排水管が詰まって水の流れが悪くなります。

そこで、ディスポーザーを簡単に掃除できる方法をご紹介します。

氷を使った掃除方法

この掃除方法は、週1回のお手入れが目安なので、曜日を決めて行いましょう。

<使用するもの>
・氷:10個程度
・食器用洗剤:数滴

<掃除方法>
1. ディスポーザーの中を空にする。
2. ディスポーザーに氷を10固程度入れる。
3. 食器用洗剤を数滴たらす。
4. ディスポーザーを作動させる。

ディスポーザーの詳しい掃除方法について詳しく知りたい人は、こちら「ディスポーザーのお掃除方法の完全ガイド|5分でできる簡単お手入れ」の記事を参考にしてください。

6. ディスポーザーの修理・交換方法

ディスポーザーの故障の原因で多いのは、「詰まり」「噛み込み」「水漏れ」です。

正しい使い方をきちんと理解して使用していてもトラブルは起こってしまうものです、もしもの時のために対処方法も知っておきましょう。

  1. 修理について
  2. 交換について

6-1. 修理について

詰まり・噛み込みは、基本的に取扱説明書を見れば自分で対処できるようになっています。

自分で対処できない場合は、取付けてもらった業者に依頼しましょう。水漏れの場合は、被害の拡大を防ぐためにも、すぐに業者に依頼しましょう。

修理費用の相場

業者に依頼する場合の費用の目安は、約1.2万円です。ただし、部品の交換が必要な場合は、料金に別途加算されることがあります。

  • 作業費(出張費):1.2万円程度
  • 部品代:必要に応じて加算

6-2. 交換について

ディスポーザーの交換が必要になるのは、耐用年数(寿命)になった場合が多いです。

製品にもよりますが、耐用年数は約7~10年だと言われています。

交換費用の相場

交換にかかる費用の相場は、およそ2.5~3万円程度です。ただし、ディスポーザー本体の費用が追加で必要ですので、およそ10万円程度になるでしょう。

  • 作業費(出張費):2.5万~3万円程度
  • 古いディスポーザーの処分費:3,000円程度
  • ディスポーザー本体の料金

古いディスポーザーの処分は、粗大ゴミとして自分で破棄することも可能です。

7. ディスポーザーの助成金制度について

ディスポーザーは自治体によって助成金制度を設けている場合があります。

下記は一例ですが助成対象や金額は自治体によって異なります。必ず、検討している時に助成金について確認しましょう。

  • 東京都港区:ディスポーザーは対象外(家庭用生ごみ処理機のみが対象)
  • 伊瀬崎市:ディスポーザー購入価格の半額(2万円が上限)
  • 藤枝市:ディスポーザー設置費用の半額以内(限度額5万円)
  • 富山市:生物処理タイプのみ対象。機械処理タイプは対象外。

8. さいごに

このページでは、キッチンにディスポーザーを設置する前に知っておいたほうが良いことについてご紹介しましたがいかがでしょうか?

ディスポーザーは、メリットだけでなく下記のようなデメリットもありますので注意が必要です。

  • 流せない生ゴミもある
  • 動作音がする
  • 水道・電気代が増える
  • 掃除・メンテナンスが必要
  • 維持費がかかる

ディスポーザーを設置するならば、下記2つがおすすめです。

  1. キッチンカラット
  2. アクアクリーン

キッチンにディスポーザーを設置したあとで後悔しないように、デメリットを理解した上で設置しましょう。

あなたの暮らしが快適になることを心よりお祈りしております。

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