生ゴミのイヤな臭いをかんたん解決!すぐにできる7つの対策

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ゴミ箱を開けた瞬間の生ゴミの臭いってすごくイヤな臭いがしますよね。

不快な臭いに加えて、コバエの発生原因になるので、注意が必要です。

以下の流れで生ごみの臭いについての解決策を紹介していきます。

  1. 生ゴミからイヤな臭いが出てしまう4つの原因
  2. 家にあるものでできる生ゴミの臭いを改善する7つの方法
  3. 生ゴミの臭いを改善する便利グッズ6選
  4. おすすめできない6つの生ごみの臭い対策

このページを読んでいただくことで、生ごみの臭いに関する悩みがグッと解決に近づくでしょう。

※本サイトで紹介している商品価格や商品、助成金などの情報は、情報の取得時の物であり実際の情報に相違が出る可能性がありますので、あらかじめご了承ください。情報取得日時は2018年7月時点のものです。

1. 生ゴミからイヤな臭いが出てしまう4つの原因

生ゴミのイヤな臭いは、生ゴミを餌にして、何種類もの菌やカビが増殖する中で出された臭い物質が混ざり合って、強烈な臭いを発生させています。

臭いを出す菌が増えてしまう主な原因は下記の4つです。

  • 生ゴミの栄養
  • 温度
  • 酸素

1-1. 生ゴミの栄養

生ゴミは雑菌が増えるために必要な栄養分が豊富です。

生ゴミの量を減らすことで、菌の増殖を抑え、臭いを改善することができます。

1-2. 水分

菌が繁殖するために水分が必要です。

生ゴミそのものの水分量も多い上、特に三角コーナーなどは水がかかりやすく、水分量が豊富です。

水分を減らすことで菌の繁殖を抑えることに繋がります。

1-3. 温度

菌は通常に温度が高いほど増殖速度が早まります。

冬場より夏場の方が生ゴミの臭いがきついのは、温度が高いことが理由です。温度を上げないことで、臭いを抑えることができます。

1-4. 酸素

生ゴミのイヤな臭いの元をつくり出すのは、嫌気性菌という酸素が少ない条件を好む菌で、ビニール袋などでふさがれたり、ゴミ箱のフタが締め切られることで、酸素量が減り、嫌気性菌が活性化して臭いがきつくなってしまいます。

一度密閉したものは二度と開けない。もしくはなるべく密閉しないことで臭いの原因となる菌の増殖を抑えることができます。

2. 家にあるものでできる生ゴミの臭いを改善する7つの方法

生ゴミの臭いを改善するために、家にあるものを使って簡単にできる7つの方法をまとめました。

  1. 水がかからないようにする
  2. 冷蔵庫or冷凍庫に入れる
  3. 生ゴミを屋外に出す
  4. コーヒー、お茶の出がらしを使う
  5. 酢、クエン酸をスプレーする
  6. 牛乳パックを使う
  7. 新聞紙に包んで捨てる

2-1. 水がかからないようにする

生ゴミからイヤな臭いが発生する条件の一つの理由は水分量です。三角コーナーに生ゴミを貯めていると、気をつけていてもどうしても水がかかってしまいます。

生ゴミに水がかからないところに置くか、洗い物などの際に水がかからないように注意しましょう。

2-2. 冷蔵庫or冷凍庫に入れる

臭いの原因となる雑菌は、温度が低いと繁殖力が弱まります。ジップロックなどで密閉しゴミ出しの日まで冷蔵庫や冷凍庫に入れておくという方法です。

密閉が不完全だったり、袋が破れてしまうなどリスクはあるのであまりオススメはしません。

2-3. 生ゴミを外に出す

生ゴミが出たらすぐに袋に入れて密閉し、庭、駐車場、ベランダなど、家の外にゴミ箱を設置し捨てると、部屋の中は臭いから解放されます。

屋外ということで、ゴキブリやカラスなどに荒らされないよう気をつけなければなりません。また、ご近所の方に迷惑がかからないように、屋外でも臭い対策はしっかりとしましょう。

2-4. コーヒー・お茶の出がらしを使う

コーヒーやお茶の出がらしには消臭効果があります。

三角コーナーに振りかけたり、ゴミ箱の中にまくことで、臭いを消してくれます。コーヒーやお茶をよく飲む方にはオススメの方法です。

2-5. 酢・クエン酸をスプレーする

酢スプレー、クエン酸スプレーを作成し、三角コーナーの生ゴミやゴミ箱にスプレーすることで、消臭効果が期待できます。

酢やクエン酸の酸性の性質が、臭い物質を中和し臭いを消してくれます。なお100円ショップで200g入りのものが購入できます。

クエン酸は水にすぐにとけないので、しっかりと攪拌しましょう。酸なので、舐めると当然酸っぱいですが、直接臭いを嗅がなければほとんど臭いません。

クエン酸スプレー作り方

  • スプレーボトルに250ml入れる
  • 小さじ1~2杯入れる
  • 蓋を閉め、軽く振りながら溶かす

酢はどこの家庭にもあり、使いやすいです。酢の臭いがきついので、臭いが苦手な方にはクエン酸をオススメします。

酢スプレー作り方

  • スプレーボトルに酢を50ml入れる
  • 水を150ml〜200ml注ぎ入れる
  • 蓋を閉め、軽く振りながら溶かす

2-6. 牛乳パックを使う

空いた牛乳パックを取り置きしておき、生ゴミを入れて口を折り曲げて捨てる方法です。

水漏れもせず、臭いも防げるのでとても手軽にできます。

2-7. 新聞紙に包んで捨てる

生ゴミを新聞紙に包むことで、水分を吸い取って捨てることができるので、臭いの発生を抑えることができます。

3. 生ゴミの臭いを改善する便利グッズ6選

生ゴミの臭いは主婦の方々の悩ましいお仕事のひとつですよね。生ゴミの臭いを改善するためにたくさんの便利なグッズがあるのでご紹介します。

  1. 生ゴミ処理機を使う
  2. 重曹スプレーをする
  3. アルコールスプレーする
  4. 生ゴミが臭わない袋を使う
  5. 消臭シートを使う
  6. 生ゴミの水気を切る道具を使う

3-1. 生ゴミ処理機を使う

臭いの根本原因である、生ゴミと水分を断つ方法は、生ゴミ処理機を使う以外にはありません。

少し費用がかかってしまいますが、生ゴミ処理機を取り入れることで、生ゴミの臭いの問題がこれだけで解決します。お生ゴミ処理機を使うことで臭いの問題から解放されたという方は多いです。

最も安い商品だと2万円程度から購入できます。

生ごみ処理機については[全機種買って徹底比較!本当に人気でおすすめの生ゴミ処理機【2020年】]こちらで詳しく紹介していますので参考にしてみてください。

パリパリキューブ ライト PCL-31-BWB

¥21780(税込) ※価格.com最安値 2016年12月1日時点

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3-2. 重曹スプレーをする

重曹スプレーを作成し、生ごみにスプレーすることで消臭効果があります。

雑菌の繁殖を抑える効果もあるので、生ごみを捨てるたびに、ひとふきしておくと効果的です。重曹は100円ショップで以下のような350g入りのものが購入できます。

スプレーを作るのが面倒という方は、重曹の減りは早いですが、直接生ゴミに振りかけることも可能です。

ちなみに、重曹スプレーは以下のように非常に簡単に作ることができるため、試してみてください。

重曹スプレー作りかた

  • スプレーボトルに重曹スプレーを小さじ一杯入れる
  • 水を100ml注ぎ入れる
  • 蓋を閉め、軽く振りながら溶かす

3-3. アルコールスプレーする

エタノールは除菌効果、消臭効果があります。生ゴミやゴミ箱に直接スプレーすることで、菌の繁殖を抑え、臭いの発生を抑えてくれます。生ごみを捨てるたびに、ひとふきしておくと効果的です。

ハイアルコールスプレー アルコール除菌剤 1L

約¥900

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3-4. 生ゴミが臭わない袋

防臭力を持った袋に入れて臭いを外に出さないという方法です。生ゴミの臭いだけでなく、オムツや汚物などの、臭いだけでなく菌も封じ込めます。

臭いが出ないので、ゴミの量が多く、ゴミ捨ての日までにゴミがたくさん貯まってしまうご家庭にはありがたいですね。

驚異の防臭袋 BOS (ボス) 生ゴミが臭わない袋 Mサイズ 90枚入 生ゴミ処理袋

約¥1,080

生ごみ、ペット、おむつ、介護など、医療向けとしても使われている強力な防臭力を持っています。

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3-5. 消臭シート

ごみ箱に貼る消臭シートです。無臭のシートなので、消臭剤や芳香剤の臭いが苦手な方にオススメ。粘着テープで固定するだけなので簡単です。

ダストマン生ゴミ用消臭シート 1枚入

約¥150

炭の力で消臭するシートです。1〜2ヶ月は効果が持続します。効果が持続して、このお値段ならコスパもいいですね。

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3-6. 生ゴミの水気を切る道具

生ごみが臭う原因の一つが「水分」。ですから、水分をしっかりと切ってから捨てましょう。
三角コーナーや水切りネットなどを活用して、スマートに水切りできる環境を作るといいですね。

I’mD (アイムディ) 生ごみ水切り器 Kcud クード グリーン KUDGDSG

約¥900

三角コーナーの代わりに流し台で使い、水を切ることができます。水を切った生ゴミは、新聞などに包んで捨てると、シンクが清潔に保てます。

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エポダストホルダー 三角コーナー ステンレス 蓋付き

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スタイリッシュなステンレスの水切り三角コーナーです。

フタがついているので、これなら水がかかることも減りそうですね。

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4. おすすめできない6つ生ごみの臭い対策

色んなサイトで、生ゴミの対策方法として紹介されていますが、「これでほんとうに解決できるの?」と疑問に思うことはないでしょうか。

実際にたくさんの方法を試してきた中で、効果がないわけではありませんが、あまりオススメできない方法をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. ディスポーザーを使う
  2. 消臭スプレー
  3. ハッカ油を使う
  4. フタ付きのゴミ箱を使う
  5. 光触媒を使った臭い対策グッズ
  6. コンポストを使って堆肥にする

4-1. ディスポーザーを使う

ディスポーザーとは、生ゴミを粉砕処理できる機械です。シンクの下に設置し、生ゴミを粉砕し下水に流します。

粉砕機と設置工賃併せて30万円前後で設置が可能です。

出典:楽天

戸建のお家は、下水に直接流すディスポーザーは自治体で禁止している地域も多く、下水が詰まって逆流するなどの問題が発生する可能性があるので、必ず浄化槽の着いているものがおすすめです。

新築マンションなどでは、浄化槽つきのものが設置されていますのでこちらは問題ありません。

4-2. 消臭スプレー

生ゴミ用消臭剤をスプレーする方法です。消臭スプレーは臭い成分を中和して臭いを消しています。多くのものは殺菌作用もありますが、生ゴミがある以上、雑菌がまた増え始めるので増える前に捨てるか、殺菌し続けるかのどちらかです。

また、無香料のものは大丈夫ですが、香りの強いものは、生ゴミの臭いと混ざってさらに不快な臭いになることもあるので、あまりオススメしません。

4-3. ハッカ油を使う

ハッカ油を生ゴミに1〜2滴垂らす方法です。ハッカの臭いで生ゴミ臭いはすっきりしますが、ハッカの臭いが非常に強いので、お子さんがいるご家庭など、ハッカの臭いが苦手な人にとっては厳しいかもしれません。

出典:楽天

4-4. フタ付きのゴミ箱を使う

ゴミ箱に生ゴミを入れると臭いが出てきますよね。臭い物にはフタをするという方法です。

イヤな臭い物質は酸素の濃度が低い場所を好む菌が増殖することで発生するので、フタをすることでより臭いが出やすい条件をつくってしまうことになります。

臭いがでないビニール袋などと併せて使うとといいかもしれませんね。

4-5. 光触媒を使った臭い対策グッズ

ごみ箱のフタをした上からかぶせて使用する消臭シートです。紫外線を当てると酸化分解力が出て、生ごみの腐敗を遅らせることが出来るグッズです。

夏場でも5日ほどは腐敗させないという優れものです。

抗菌、消臭試験合格品で、安心して使えます。洗濯も可能で1年は効果が持続するそうです。水玉が消えたらとりかえ時期です。

臭いを消す効果はあると思いますが、臭いの根本の解決にならないので、あまりオススメしません。

4-6. コンポストを使って堆肥にする

コンポストとは、ご家庭から出るゴミを堆肥化する容器のことです。

庭でコンポストを使っている家庭では、悪臭を放ったり、虫が大量発生することもあるので、あまりおすすめはできません。

アイリスオーヤマ コンポスト エココンポスト IC-100 ブラック 

約¥4600

家庭の生ゴミを堆肥にできるコンポストです。
黒色のボディーが太陽の熱を吸収し、コンポスト内の温度を高め発酵スピー ドを速めます。

出典:楽天

[楽天]などで三角コーナーを購入できるページに飛べます。

5. さいごに

生ゴミの臭を消すために、臭いの元を断つ方法から、簡単かつすぐにできる方法まで幅広くご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

生ゴミの臭いは雑菌が原因なので、臭いの元である生ごみと水分を断ち切ることが一番の解決方法です。

お金がかからず、簡単にできる方法もいくかご紹介してきましたので、まずはできることからやってみましょう。

あなたの臭いのお悩みが少しでも解決できることを心から祈っています。

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