バイオ式生ゴミ処理機ランキング|人気でおすすめ10選【2023年】

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バイオ式の生ゴミ処理機って「臭いが出やすいの?」「めんどうなの?」ときになっていませんか?

バイオ式の生ゴミ処理機は、庭に置きたい人や、生ゴミが大量に出るご家庭にはおすすめできますが、便利に使いたい人にはおすすめできません。

このページでは、生ゴミ処理機マニアの筆者が、バイオ式の生ゴミ処理機のデメリットや生ゴミ処理機の選び方について以下の流れで紹介したいと思います。

  1. バイオ式の生ごみ処理機とは?メリット・デメリット
  2. バイオ式の生ごみ処理機を選んでもいい人
  3. [バイオ式]人気の生ごみ処理機とランキングおすすめ2選
  4. 堆肥作りにおすすめの屋外用コンポスト3選
  5. タイプ別にわかる!生ごみ処理機のメリット・デメリット

このページを読んでいただくことで、生ゴミ処理機について理解が深まり、生ゴミ処理機選びで失敗する確率をグッと下げることができるでしょう。

1. バイオ式の生ごみ処理機とは?メリット・デメリット

バイオ式の生ゴミ処理機とは、生ゴミを微生物で分解する方式の商品です。一般的にはサイズが大きく、ニオイが出る可能性が高いので、屋外にしか置くことができません。

定義は明確ではないのですが、下記のように分けて認識されていることが多いです。

  • 電動式のものをバイオ式の生ごみ処理機
  • 電動ではなく手動でかき混ぜるものをコンポスト

ここでは、電気で動くバイオ式の生ごみ処理機のメリットとデメリットについて解説していきます。

1-1. バイオ式の生ごみ処理機のメリット

バイオ式の生ゴミ処理機のメリットは2つです。

  • 自動で処理
  • 堆肥化が早い

バイオ式の生ゴミ処理機は微生物に分解させて処理しているため、堆肥化が早く、電気の力で撹拌するので自分でかき混ぜる必要がありません。

電気を使わないコンポストは、かき混ぜることが面倒だったり、メンテナンスを怠ると臭いが出るため大変です。

1-2. バイオ式のデメリット

バイオ式の生ごみ処理機のデメリットは下記の3つです。

  1. 価格が高い
  2. 大きく重たい
  3. 屋外しか使えない

① 価格が高い

バイオ式の生ゴミ処理機は10万円近く費用がかかります。

便利ですが他のタイプの生ごみ処理機に比べ価格が高いです。

② 大きい

バイオ式の生ゴミ処理機は他の生ゴミ処理機に比べて圧倒的に大きいです。

上図の写真は生ごみ処理機の大きさを他の商品と比較した写真です。

③ 屋外しか使えない

バイオ式の生ゴミ処理機は室内に置くことはできません。屋外の直接雨の当たらない、電源に近い場所を確保する必要があります。

キッチンで出た生ゴミをわざわざ外に運び出す必要がありますので、面倒に感じてしまう人も非常に多いです。

2. バイオ式の生ごみ処理機を選んでもいい人

便利で快適に使いたい人にはバイオ式の生ごみ処理機はおすすめしていませんが、バイオ式が合っている人もいます。

この章では、下記の項目で、生ごみ処理機を選ぶ際に必要になる情報をご紹介します。

  • バイオ式の生ゴミ処理機が合う人の2つの条件
  • フローチャートでわかる!あなたにベストな生ごみ処理機
  • 生ゴミ処理機を選ぶ4つのポイント

2-1. バイオ式の生ゴミ処理機が合う人の2つの条件

バイオ式がおすすめな人の条件は下記の2つで、もし両方の条件に当てはまっているならバイオ式を選ぶといいでしょう。

  1. 屋外に設置スペースがあり、屋外に設置したい人
  2. 堆肥を活用したい人

それぞれについて解説していきます。

① 屋外に設置スペースがあり、屋外に設置したい人

バイオ式の生ゴミ処理機は屋外用であるため、庭などに下記の条件が必要です。

  • 屋根がある
  • 雨がかからないこと
  • 電源があること

商品のサイズ大きく、雨がかかる場所には設置できないので、庭が広かったり、屋根がある場所を確保している人でないと難しい。

設置スペースとしては小型の冷蔵庫程度が設置できるだけのスペースが必要です。

② 堆肥を活用したい

バイオ式で作った堆肥を家庭菜園やガーデニングなどで利用したい人には、バイオ式がおすすめです。

「コンポスト」などは、手動でかき混ぜるなどお手入れが大変で、ニオイが出る可能性が高いため、自動で手間をかけずに堆肥を作りたい人にはバイオ式が当てはまるでしょう。

ただし、正直、堆肥が欲しいだけなら、堆肥だけを購入したほうが確実にコスパはいいです。

2-2. フローチャートでわかる!あなたにベストな生ごみ処理機

生ごみ処理機は大きく下記の4つに分類でき、それぞれおすすめな人は違います。

  • バイオ式・・・堆肥を手間をかけずに作りたい人
  • 乾燥式・・・室内で生ゴミの処理をしたい人
  • ハイブリッド式・・・室内、室外で快適に生ゴミのニオイを無くしたい人
  • コンポスト・・・手間をかけて堆肥を作るのが楽しい人

上図のフローチャトを参考に、用途やニーズによって、生ごみ処理機の選びましょう。

2-3. 生ゴミ処理機を選ぶ4つのポイント

生ごみ処理機を購入してから後悔しないために、抑えておくべきポイントが4つあります。

  • ニオイがでないこと
  • 面倒でないこと(手間)
  • 音が出ないこと
  • サイズ

特に、「ニオイがでないこと」「面倒でないこと」は使わなくなってしまう大きな理由の1つなので絶対に抑えておきたいポイントです。

その点を踏まえると、おすすめNo1はハイブリッド式で、おすすめNo2は乾燥式です。このページの最後で、タイプ別にメリットとデメリットをまとめていますので、気になる方は参考にしてみてください。

3. [バイオ式]人気の生ごみ処理機ランキングおすすめ2選

バイオ式の生ごみ処理機は近年、撤退が相次ぎ商品の種類も少なくなっています。

微生物で処理するタイプということで、バイオ式とハイブリッド式の中でのおすすめを紹介していきます。

商品 詳細 ニオイ 手間
ナクスル
おすすめNo1
価格:¥127,600
方式:ハイブリッド
サイズ:38*43*58cm
容量:1~1.5kg/1日
電力:60W
[Amazon] [公式ページ]
バイオクリーン(販売終了)
価格:¥97,000
方式:バイオ式
サイズ:40*40*78cm
容量:2kg
電力:170W
[Amazon]

ナクスル[ハイブリッド式]・・・おすすめNo1

  • 処理方式:ハイブリッド式(電動タイプ)
  • 価格:¥127,600
  • 処理容量:1kg~1.5kg/1日
  • サイズ:幅380×奥行43×高さ58cm
  • 電力:60W
  • 設置場所:室内用 (屋外も可)

ナクスル』は、熱を加え、乾燥させながら微生物で分解するハイブリッド式と呼ばれるタイプの生ごみ処理機です。

価格は高めですが、室内用でニオイも出ず手間がかからないので、快適に使いたい人におすすめの商品です。

室外にも置くことができ、堆肥も作れるので、堆肥を活用したい人もこちらの商品を選ぶと良いでしょう。乾燥式のものよりは一回りサイズが大きめなのがデメリットです。

実は同じ型の商品が、大人気だったのですが、一時販売を停止していたようで、最近リニューアルされたようです。

購入はこちら→[Amazon] [公式ページ]

バイオクリーン[バイオ式]販売終了(2020年1月6日時点)

  • 処理方式:バイオ式(電動タイプ)
  • 価格:¥97,000
  • 処理容量:2kg/1日
  • サイズ:幅40×奥行40×高さ78cm
  • 電力:170W
  • 設置場所:屋外

バイオクリーン』は、電動式で生ゴミを投入すると、自動でかき混ぜ、分解処理します。

バイオ式の生ごみ処理機の中では、古くから販売している商品です。

処理容量が多く、屋外型なので、農家の方や、庭が広く家庭菜園に力を入れておられる方におすすめな商品です。

購入はこちら→[Amazon]

4. 堆肥作りにおすすめの屋外用コンポスト3選

ここまで、電動のバイオ式生ごみ処理機について紹介してきましたが、微生物で分解するという点で、ここからは、コンポスト型の生ごみ処理機を紹介してきます。

「堆肥作りも含めて安くガーデニングや家庭菜園を楽しみたい」という人にはコンポストがおすすめです。

商品 詳細 手間 室内 臭い リンク
自然にカエル
おすすめNo1
価格:¥19,800
方式:回転タイプ
サイズ:42.8*28.3*41.8cm
容量:700g
× Amazon
楽天
yahoo
密閉式コンポスト
おすすめNo2
価格:¥2,363
方式:密閉式
サイズ:29*29*41cm
容量:19L
× × Amazon
エココンポストEX-101
価格:¥3,545
方式:土中式
サイズ:60*60*52.2cm
容量:100L
× × Amazon
楽天
yahoo
みみず式コンポスト
価格:¥16,170
方式:ミミズ式
容量:約250g/日
サイズ:約幅41.0*奥行46.5*高さ63.5cm
× × amazon
段ボールコンポスト
価格:¥1950
方式:段ボール式
サイズ:約幅60*奥行30*高30
× × × Amazon
EMワーカー
価格:¥2,547
方式:密閉式
サイズ:31.4*31.4*34.4cm
容量:15L
× × × Amazon
楽天
EMエコベール
価格:¥2,075
方式:密閉式
サイズ:43*32*32cm
容量:18L
電力:無し
× × Amazon
楽天
回転式
コンポスター
価格:¥18,018
方式:回転タイプ
サイズ:75*77*79cm
容量:182L
電力:無し
× Amazon
楽天
yahoo
ミラコンポ Aセット
価格:¥17,260
方式:土中式
サイズ:直径30*50cm
容量:30L
× × Amazon
楽天
yahoo
WORTH GARDEN
価格:¥15,800
方式:回転タイプ
サイズ:100*76*85cm
容量:190L
× × Amazon

コンポストについて5つピックアップして紹介していきます。

[回転タイプ]自然にカエル・・・おすすめNo1

  • 処理方式:コンポスト(手動)
  • 価格:¥19,800
  • 処理容量:700g/1日
  • サイズ:幅42.8×奥行34.0(ハンドル収納時/32.5)×高さ41.8(cm)
  • 電力:なし
  • 設置場所:屋外

自然にカエル」は、ハンドルを回せばかき混ぜることができるため、手を汚さずに毎日のお手入れができます。

定期的にお世話をしないと、ニオイやコバエの発生に繋がるため注意が必要です。

コンポストの中では価格は高めですが、電動のハイブリッド式やバイオ式を買うほどではないけど、手軽に済ませたいという人におすすめです。

購入はこちら→[Amazon] ・[楽天]

[密閉式]コンポスト

  • 処理方式:コンポスト(EM発酵)
  • 価格:¥2,363
  • 容量:19L
  • サイズ:29*29*41cm
  • 設置場所:屋内・屋外

密閉式コンポスト』は、生ゴミを発酵させ、液体の堆肥を作るコンポストです。数日から数週間で液肥が取れます。

ふたでしっかりと密閉できるので、ニオイを漏らしません。バケツの取手がついているので、持ち運びは便利です。

ニオイが出やすく、お手入れは大変です。

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[土中式]エココンポストEX-101

  • 処理方式:コンポスト(土中式)
  • 価格:¥3,545
  • 容量:100L
  • サイズ:60*60*52.2cm
  • 設置場所:屋外

エココンポストEX-101 』は、生ゴミを投入し、土をかぶせて堆肥化するタイプのコンポストです。

堆肥までに時間が、1〜3ヶ月と長く、比較的大きいので、庭が広くないと目立ってしまうかもしれませんね。

生ゴミや落ち葉など投入量が多い人や、庭が広い人におすすめです。

購入はこちら→[Amazon ]・[楽天]・[yahoo]

[ミミズ式コンポスト]

引用:amazon

  • 価格:16,170円
  • 生ゴミ処理能力:約250g/日
  • サイズ:約40L x 40W x 43H cm
  • 材質:再生プラスチック
  • ミミズの種類:シマミミズ

堆肥を取り出しやすい3段構造です。ミミズコンポストに必要な材料がすべて揃っているので、届いたらすぐに始められます。

セット販売ではなく、コンポスト容器だけの販売もあります。

購入はこちらamazon

[段ボールコンポスト]

引用:Amazon

  • 価格:1950
  • 生ゴミ処理能力:??
  • サイズ:約幅60×奥行30×高さ30cm

商品配送用の段ボールを、そのままコンポスト容器に活用します。

段ボールコンポストで必要な材料がすべて揃っているので、届いたらすぐに始められます。

購入はこちら→Amazon

5. タイプ別にわかる!生ごみ処理機のメリット・デメリット

上図に示すように、生ごみ処理機は大きく4種類に分類できます。それぞれメリットとデメリットがあります。それぞれ解説していきます。

  • 快適に堆肥を作りたいなら『バイオ式』
  • 室内で無難に使うなら『乾燥式』
  • とにかく快適に暮らしたいなら『ハイブリッド式』
  • 堆肥作りを苦労しながら楽しみたいなら『コンポスト』

快適に堆肥を作りたいなら『バイオ式』

メリット デメリット
  • 大容量
  • 静か
  • 室内に設置できない
    (外に捨てに行く必要がある)
  • サイズが大きい
  • ニオイが出やすい
  • 比較的価格が高め

バイオ式は生ゴミが比較的多めな人に合った商品で、家庭菜園などで使用する堆肥をなるべく手間をかけずに作りたい人におすすめです。

ただ、サイズが大きく、室外にしか設置できないので、注意が必要です。

バイオ式でおすすめなのは『ナクスル』と『バイオクリーン』です。

室内で無難に使うなら『乾燥式』

メリット デメリット
  • 室内に設置可能
  • 価格が高すぎない
  • サイズが大きすぎない
  • ニオイが出る
  • 動作音が気になる
  • ゴミを取り出したり掃除など手間がかかる

乾燥式の生ごみ処理機は、価格と性能のバランスがよく、価格が高すぎず、性能もそこそこで使いたい人におすすめの生ごみ処理機です。

ニオイや音に敏感な人はあまりおすすめできません。乾燥式の中ではパナソニックの『生ゴミリサイクラー』一択です。

乾燥式の生ごみ処理機について詳しく知りたい人はこちらのページ[乾燥式に注意!生ゴミ処理機人気おすすめランキング6選[2020年]]を参考にしてみてください。

とにかく快適に暮らしたいなら『ハイブリッド式』

メリット デメリット
  • ニオイが出ない
  • 静か
  • 手間がかからない
  • 室内にも室外にも設置可能
  • 価格が高い
  • サイズが少し大きめ

ハイブリッド式の生ごみ処理機はバイオ式と乾燥式を融合させた商品で、それぞれ良いところを合わせ持っています。性能は良かったものの、ひと昔前では価格が高く浸透してきませんでした。

しかし、近年では10万円そこそこの高性能な商品が登場し、とても評判が良いです。

それでも少し価格が高いことと、サイズが少し大きいなどのデメリットはありますが、それ以外の点では他商品を大きく超えています。良いものを快適に使いたい人におすすめです。

ハイブリッド式でおすすめは「ナクスル」です。

ハイブリッド式の生ごみ処理機については、こちらのページ[ハイブリッド式の生ごみ処理機完全ガイド |メリットからおすすめまで]で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。

堆肥作りを苦労しながら楽しみたいなら『コンポスト』

メリット デメリット
  • 価格が安い
  • 庭など置き場所が必須
  • ニオイが出る
  • かき混ぜる手間がかかる

コンポストは価格が安いですが、庭がないと設置できないものも多いです。

コンポストを買う人は、主に堆肥作りをして、家庭菜園などに利用したい人が多いです。

また、毎日かき混ぜたり、お手入れが大変でニオイやコバエも出やすいので、大変です。その点も含めて楽しめる人でないといけません。

コンポストでおすすめは『自然にカエル』『密閉式コンポスト』『エココンポストEX-101 』です。

コンポストについては、こちらのページで詳しく比較し解説しています。[生ゴミを堆肥化するコンポストの完全ガイド|使い方から注意点まで]参考にしてみてください。

参考:生産中止の生ごみ処理機に注意

他のサイトでは、生産中止している生ごみ処理機がおすすめとして紹介されているケースがあります

生産中止しているものは、保証が受けられないなどのリスクがあるため注意しましょう。

日立のECO-V30は中古が出回っていますが、生産終了品ですので、ご注意ください。

6. さいごに

ここまでバイオ式生ゴミ処理機について、メリットやデメリット、おすすめの商品まで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

バイオ式生ゴミ処理機をおすすめできるのは下記の2つの条件にすべて当てはまる人です。

  1. 屋外に設置スペースがある
  2. 堆肥を活用したい

もし、あなたにとってこの2つの条件が当てはまらないなら、他のタイプの生ゴミ処理機を選ぶことをおすすめします。おすすめは「ナクスル」です。

あなたの生活が少しでも快適になることを心から願っています。

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